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難はみかげ
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2009.10/20
(火)
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「おかげ」っていうのは
みんなあたらしいのが好きなんです
どんなによくても古くなったのは忘れてしまい
新しいのはないか新しいのはといって探すんです
もったいないですよね
だから「おかげ」でその人の信心が出来上がるんじゃないです
「こんなんもろてもなぁ」と困っていたような「難儀」が
そこをご信心していくと
いつのまにか基礎になり柱になり壁になり
堅牢で崩れない信心の宮がその人の心に建つんです
それが信心のご造営だったんです
それまでは
頂いた「おかげ」で立派な信心の宮が建つもんだと思ってましたから
まるっきりひっくりかえされてしまったようなことでした
それを「難はみかげ」というのです
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